傷跡修正

傷跡修正

傷跡修正とは、手術後の痕や事故をして残った傷痕、リストカットや根性焼きの痕、大きく開けたピアスの穴などをなるべく目立たない様に修正する手術です。
傷のできる原因は多数ありますが、受傷時の状態や治療の仕方などにより傷痕の残り方は様々です。できたばかりの新しい傷の場合は少なくとも3～6ヶ月は間を空け、傷の赤みや瘢痕化が落ち着いてから治療する方が綺麗に仕上がります。術後は傷に赤みや盛り上がりがありますが、3ヶ月程度で徐々に落ち着き、おおよそ1年後にはほとんど目立たない状態になります。ただし、この手術はあくまでも現在の傷痕を可能な限り目立たなくするもので、傷を消す手術ではありません。
傷の種類や状態によって、ステロイド治療などの保存的治療（外用治療・局所注射療法・内服療法・圧迫療法）をおすすめする場合もあります。

主な手術方法

切除・縫合による治療	伸縮するという皮膚の特徴を生かして、現在ある傷痕を切除し幅を狭くして目立たなくさせる方法です。
アブレーション	リストカットや根性焼きの痕をなるべく早く消したい方におすすめです。治療直後は、赤みがあり部分的に盛り上がった状態になりますが、月単位で徐々に落ち着いてきます。

傷跡修正の治療時間とアフターケア

治療時間	約30分～１時間　※治療範囲、手術方法により異なります。
通　　院	切除、縫合による治療では、抜糸のため術後7日目に来院していただきます。 アブレーションでは、経過によりガーゼ交換のため通院が必要な場合があります。
経　　過	腫れや皮下出血がでますが、1～2週間ほどでおちついてきます。 シャワーは傷口を避けて翌日より可能、入浴は約1週間後より可能です。

治療費

きずあと形成術	１mmあたり	5,500円

表記はすべて税込価格です。

リストカット・根性焼き治療

リストカット跡・根性焼き等の傷跡でお悩みの方へ

リストカットやたばこによる根性焼き跡のお悩みを解決します。人目につく場所にある傷跡は他人の視線を感じやすく、仕事や普段の生活の中で不利になったりするケースも少なくありません。
また、傷跡を見るたびに自分で落ち込んだり後ろめたい気持ちになったりする事もあるようです。

傷跡を完全に消して元通りの肌に戻す事は出来なくても、リストカットやたばこの根性焼きとは分からないような傷にするなど、当院では３つの方法で医師の診察を基に、患者様の状態に合った治療を行っています。

また、傷跡修正の中には、手術後の傷跡や事故をして残った傷跡、大きく開けたピアスの穴などをなるべく目立たない様に修正する治療もあります。
傷の種類や状態によって、ステロイド治療などの保存的治療（外用治療、局所注射治療法、内服療法、圧迫療法）をおすすめする場合もあります。

このようなお悩みの方にオススメ

• • 就職する事になり傷を目立たなくしたい
  • 周りの人の目が気になってしまう
  • 結婚することになった
  • 半袖や夏の制服から見えてしまう
  • 子供が産まれた
  • 自分に自信が持てない
  • 傷跡が汚い
  • 傷跡を見る度、辛かった時を思い出してしまう
  • プールや銭湯で人目が気になってしまう
  • 何の傷かと聞かれることがある

当院の３つの治療法

『リストカット・根性焼きの跡と分からなければ良い』場合① エルビウムヤグレーザー
傷跡を別の傷で、何の傷か分からないようにする。（軽いアブレーション）
② 切除法
別の新たな傷（縫合）で分からないようにする。

『出来るだけ傷を目立たせたくない』場合③ フラクショナルレーザー
レーザー治療でもとの傷をぼやかして目立たなくする。

エルビウムヤグレーザー

エルビウムヤグレーザーを傷跡に照射し、皮膚表面を薄く削ります。 レーザー照射による周囲の正常組織への熱損傷がほとんどないため、術後の赤みや色素沈着のリスクが少ないのが特徴です。

エルビウムヤグレーザーの治療時間とアフターケア

治療時間	約20～30分（部位・範囲によって異なる）
通　　院	経過によりガーゼ交換ため通院が必要な場合があります。
経　　過	術後にかさぶたが出来ます。施術部位に傷が出来、新しい皮膚が再生されるまでの間しばらく赤みが続きます。 シャワーは傷口をさけて、当日より可能。

切除法

伸縮するという皮膚の特徴を生かして、現在ある傷跡を切除します。 幅を狭くして、周りの皮膚を縫合し別の新しい傷で分からない様にする方法です。傷跡の状態、大きさ、部位にもよりますが施工不可の場合もあります。

切除法の治療時間とアフターケア

治療時間	約１時間（部位・範囲によって異なる）
通　　院	抜糸のため術後7日目に来院して頂きます。
経　　過	腫れや皮下出血が出来ますが、１～2週間程で落ち着いてきます。 シャワーは傷口をさけて、当日より可能。入浴は約1週間後より可能です。

フラクショナルレーザー

レーザーを照射し徐々に色素細胞だけを分解していく方法なので、周辺細胞へのダメージが少なく済みます。 表面にやけどを起こさせないので回復が早いのがメリットです。

フラクショナルレーザーの治療時間とアフターケア

治療時間	約30分（部位・範囲によって異なる）
通　　院	１～2カ月間隔をあけて約３～5回の施術が必要。
経　　過	レーザー照射後に赤みがでますが、時間とともに改善します。 施術当日よりシャワー浴が可能です。

治療費

表記はすべて税込価格です。